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辞書
1 世にもまれなこと。めったに見られないこと。また、そのさま。「—の名馬」
2 不思議であること。非常に変わっていること。また、そのさま。
「浪花節で咄喊 (とっかん) する様な—な調子であった」〈漱石・坑夫〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
きたいみもん【希代未聞】
世にも珍しく、今まで聞いたことのないこと。「—の事件」
出典:青空文庫
・・・途方もない怪物に近い稀代の大寺院を見上げていました。 大寺院の内・・・ 芥川竜之介「河童」
・・・蒐集家としても、この稀代の黄一峯が欲しくてたまらなくなったのです・・・ 芥川竜之介「秋山図」
・・・じゃあないな、あれは希代だ。一体馬面で顔も胴位あろう、白い髯が針・・・ 泉鏡花「政談十二社」
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