あい‐せつ【哀切】
[名・形動]非常に哀れでもの悲しいこと。また、そのさま。「—を極めた物語」「子供のほしい女の—な願望も強いようだった」〈康成・山の音〉 [派生]あいせつさ[名]
あい‐ぜつ【哀絶】
[名・形動]非常に悲しいこと。また、そのさま。「凄絶(せいぜつ)—なる啼声を放ちて声声相和す」〈志賀重昂・日本風景論〉
あい‐ねん【愛念】
1 非常にいとしく思うこと。深く愛する気持ち。「その温かな—も、幸福な境界(きょうがい)も」〈二葉亭・浮雲〉 2 男女の愛情。
あいまい‐アクセント【曖昧アクセント】
日本語の諸方言におけるアクセントの一。型の区別があるにはあるが非常に曖昧で、一型(いっけい)アクセントへ移行する寸前のものと考えられている。石川県能登地方など主として一型アクセントの周辺にみられ...
あお‐うきくさ【青浮草/青萍】
サトイモ科の多年草。水田・池・沼の水面に群がって浮く。非常に小さく、茎は葉のように平たい。1本の細い根を水中に下ろす。夏、小さな白い花をつける。
あか‐あか【明明】
[副]非常に明るいさま。「—とネオンがともる」
あか‐あか【赤赤】
[副]非常に赤いさま。真っ赤なさま。「—と燃えさかる火の手」 [名]赤小豆(あかあずき)をいう女房詞。あか。
あか‐やがら【赤矢柄/赤簳魚】
ヤガラ科の海水魚。全長約1.5メートル。体は非常に細長く、口はパイプ状。体色は橙赤(とうせき)色。本州中部以南に分布。
あきれ‐かえ・る【呆れ返る】
[動ラ五(四)]途方もないことに出あって、非常に驚く。あっけにとられる。「あまりの無謀さに—・る」
あくせん‐くとう【悪戦苦闘】
[名](スル) 1 強敵に対して非常に苦しい戦いをすること。 2 困難な状況の中で、苦しみながら努力すること。「少ない予算で—する」