アフリカげんそうきょく【アフリカ幻想曲】
《原題、(フランス)Fantaisie 'Africa'》サン=サーンスのピアノと管弦楽のための作品。ト短調。1891年作曲。度々訪れた北アフリカの印象に基づく、異国情緒豊かな作品。
げん【幻】
[常用漢字] [音]ゲン(呉) [訓]まぼろし 1 まぼろし。「幻影・幻覚・幻視・幻想・幻聴・幻滅/夢幻」 2 まどわす。目くらまし。「幻術・幻惑/変幻」
げん‐えい【幻影】
1 感覚の錯誤によって、実際には存在しないのに、存在するかのように見えるもの。まぼろし。「—におびえる」 2 まるで現実に存在しているかのように、心の中に描き出されるもの。遠い過去の情景や、願望...
げんえい‐し【幻影肢】
四肢の一部を切断したのに、まだ存在しているかのように感じられる現象。幻覚肢。幻肢。
げんえいじょう【幻影城】
江戸川乱歩による探偵小説評論集。昭和26年(1951)刊行。続編は昭和29年(1954)の刊行。
げんか【幻化】
梅崎春生の長編小説。昭和40年(1965)「新潮」誌に発表された著者の遺作。同年、第19回毎日出版文化賞受賞。雑誌掲載時の題名は、小説前半が「幻化」、後半が「火」とされていたが、単行本化の際にま...
げん‐かい【幻怪】
[名・形動]怪しいこと。不思議なこと。また、そのさま。「夜空に—な光が走る」
げん‐かく【幻覚】
実際に感覚的刺激や対象がないのに、あるように知覚すること。幻視・幻聴など。
げんかく‐ざい【幻覚剤】
脳神経に作用して幻視や幻聴などを引き起こす薬物。メスカリン、LSDなど。
げんかく‐はん【幻覚犯】
法律上罪にならない行為を、罪になると信じて行うもの。広義の不能犯の一種。