あい‐ざかり【愛盛り】
幼児のかわいらしい盛り。「いっそ(=本当ニ)—だ」〈滑・浮世風呂・二〉
あいちゃく‐しょうがい【愛着障害】
乳幼児期に長期にわたって虐待やネグレクト(放置)を受けたことにより、保護者との安定した愛着(愛着を深める行動)が絶たれたことで引き起こされる障害の総称。 [補説]愛着障害を示す子供には衝動的・過...
あいちゃく‐りろん【愛着理論】
《Attachment theory》乳幼児には母親などの養育者に対して、泣く・しがみつく・追いかけるといった生得的な欲求があり、養育者がその欲求に積極的に応えることで双方向の関係を築くことが重...
アイ‐ティー‐エー【ITA】
《initial teaching alphabet》幼児用アルファベット。英語を母語とする子供たちが英語を読むため、イギリスのJ=ピットマンが発明。1961年から実践される。42から44の、そ...
あかご‐づか【赤子塚】
村境にあり、中から赤子の泣き声が聞こえてくると伝えられる塚。死んでも幼児の霊は遠くに行かず、村境の道祖神の付近にとどまると信じられた。
あかちゃん‐がえり【赤ちゃん返り】
幼児が、ミルクを欲しがる、おむつをしたがるなど、赤ん坊に戻ったかのような行動をとること。多く、母親など周囲の大人の気を引こうとして行うとされる。
あかちゃん‐ことば【赤ちゃん言葉】
幼児語のうち、特に言葉を覚え始めた赤ちゃんの使う言葉をいう。喃語(なんご)。
あかちゃん‐の‐えき【赤ちゃんの駅】
乳幼児と外出中の保護者が、授乳やおむつ交換などに利用できる、公共施設や民間施設の愛称。多くは、地方自治体によって登録基準が定められている。
あぎと・う
[動ハ四] 1 幼児が片言を言う。「天皇則ち皇子の鵠(くぐひ)を見て—・ふことを」〈垂仁紀〉 2 魚が水面近くに浮いて、口をぱくぱくする。「魚(いを)皆浮き出で、水のまにまに—・ふ」〈熱田本神武紀〉
あ‐くち
《「あぐち」とも》 1 ひな鳥のくちばしの根もとの黄色い部分。〈日葡〉 2 幼児の口のまわりにできる小さなできもの。〈日葡〉