しょう【床/牀】
[名]室内の板を張った所。ゆか。「—に臥せる」 [接尾]助数詞。病院などで病人用のベッド数を数えるのに用いる。
しょう【床】
[常用漢字] [音]ショウ(シャウ)(呉) [訓]とこ ゆか 〈ショウ〉 1 寝どこ。寝台。「臥床(がしょう)・起床・就床・病床・臨床」 2 腰かけ。「床几(しょうぎ)」 3 苗どこ。「温床」...
しょう‐ぎ【床几/牀几/将几】
1 脚を打ち違いに組み、尻の当たる部分に革や布を張った折り畳み式の腰掛け。陣中・狩り場・儀式などで用いられた。 2 数人掛けられる程度の横長に作った簡単な腰掛け台。 [補説]「几」は「机」と書く...
しょう‐じ【床子】
昔、宮中などで用いた腰掛け。板に脚をつけた机のような形で、寄りかかりがなく、敷物を敷いて使用した。
しょう‐じょう【床上】
ゆかの上。また、とこの上。
しょうばん‐さんごるい【床板珊瑚類】
古生代に栄えた腔腸(こうちょう)動物の一群。群体を形成し、細い管状の体壁と、床板とよぶ水平の仕切り板をもつ。クサリサンゴなど。
しょう‐び【床尾】
小銃などの、銃床の末端部で、射撃のとき、肩に当てる部分。
そう‐じ【床子】
《「そう」は「しょう」の直音表記》「しょうじ(床子)」に同じ。「上官などの居る—どもを、みな打ち倒し、損ひたり」〈枕・一六一〉
とこ【床】
1 寝るために設けるところ。布団などの寝具を調えた場所。また、その布団など。ねどこ。「—を延べる」「—を取る」「病の—」 2 男女の共寝。「—あしらい」 3 地面より少し高くなっていて、板などを...
とこ‐あげ【床上げ】
[名](スル)大病や出産のあと、体力が回復して寝ていた床をかたづけること。また、その祝い。床払い。「全快して—する」