あと‐じさり【後退り】
[名](スル)《「あとしざり」「あとしさり」とも》 1 「あとずさり1」に同じ。「—して唐紙に背を靠(もた)せた」〈高見・如何なる星の下に〉 2 「あとずさり2」に同じ。「いざ結婚となると何時も...
あと‐じさ・る【後退る】
[動ラ五(四)]《「あとしざる」とも》 1 「あとずさる1」に同じ。「私はたじろき気味に、…一歩—・ったが」〈嘉村・秋立つまで〉 2 「あとずさる2」に同じ。「未(まだ)ほんとうに知らねえものと...
あと‐ずさり【後退り】
[名](スル)《「あとすさり」とも》 1 恐れたり警戒したりして、前を向いたまま少しずつ後退すること。あとじさり。「犬に出くわして、思わず—した」 2 ためらって消極的になること。あとじさり。
あと‐ずさ・る【後退る】
[動ラ五(四)] 1 驚きや恐れなどのために、前を向いたままうしろへさがる。あとじさる。「用心しながらゆっくりと—・る」 2 ためらって消極的になる。あとじさる。「—・って会長職を引き受けない」
こう‐たい【後退】
[名](スル) 1 後ろへさがること。「車を—させる」⇔前進。 2 勢いが衰えたり程度が低くなったりすること。「景気が—する」「病気が—する」
こうたい‐かく【後退角】
航空機の主翼を、胴体に対して直角より後方へ傾けて取り付けた場合の、翼の角度。
こうたい‐しょく【後退色】
寒色系の色や明度の低い色で、その他の色と対比させると遠くにあるように見える色。濃い緑、濃い茶など。⇔進出色。
こうたいてき‐ろんしょう【後退的論証】
論理学で、結論からその前提となる理由をさかのぼり、一般的な真理へ到達することによって、その結論が真であることを論証する方法。背進的論証。逆進的論証。分析的論証。→前進的論証
こうたい‐ふっき【後退復帰】
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こうたい‐よく【後退翼】
後退角を与えられた翼。音速に近い速さで飛ぶとき、抗力をなるべく小さくするためのもの。