歌(うた)と読(よ)み
1 カルタに歌ガルタと読みガルタがあるように、物事には表と裏、得と失、よいものと悪いものがあることのたとえ。 2 利害得失を計算して得になるようにすること。勘定ずく。
おかめ‐はちもく【傍目八目/岡目八目】
《他人の囲碁をそばで見ていると、対局者よりも冷静に手が読める意から》第三者のほうが、物事の是非得失を当事者以上に判断できるということ。 [補説]「対局者よりも8手先まで見通せる」とする解釈が広く...
かかせ◦ない【欠かせない】
[連語]《動詞「か(欠)かす」の未然形+打消しの助動詞「ない」》なしでは済ますことができない。欠くことができない。「外交に利害得失の計算は—◦ない」「盆栽は毎日のお手入れが—◦ない」
かんぎ‐たいふ【諫議大夫】
1 中国の官職の一。政治の得失を論じ、天子をいさめるのを任務とした。 2 参議の唐名。
こう‐い【行為】
1 ある意思をもってするおこない。「親切な—」「慈善—」 2 哲学で、目的観念を伴う動機があり、思慮・選択によって意識的に行われる行動。 3 権利の得失・移転など法律上の効果を生じさせる原因とな...
ゴール‐ディファレンス【goal difference】
サッカーで、得失点差。リーグ戦などで勝ち点が同じ場合にこの差で順位が決まる。
さしひき‐かんじょう【差引勘定】
[名](スル) 1 貸借を相殺して残りの金額について勘定すること。 2 損得を計算すること。利害・得失などを考え合わせて判断すること。「—すれば安い買い物だ」
しつ【失】
[音]シツ(漢) [訓]うしなう うせる [学習漢字]4年 1 なくす。うしなう。うせる。「失業・失点・失望・失恋/遺失・消失・焼失・喪失・損失・得失・紛失・忘失・滅失・流失」 2 うっかり出し...
しつう【史通】
中国、唐代の史論書。20巻。劉知幾(りゅうちき)著。710年成立。内編・外編に分かれ、内編では史書の体裁を、外編では史書の起源、古人の史書の得失を論じている。
じゅく‐し【熟思】
[名](スル)十分に考えをめぐらすこと。深く考えること。熟考。熟慮。「此理を—し、情理の間に得失を考察し」〈織田訳・花柳春話〉