おくら‐ご【御座子】
「御子良子(おこらご)」に同じ。「美しき娘を—に供ふべし」〈浮・諸国ばなし・一〉
お‐ざ【御座】
1 「座席」「座敷」の美化語・尊敬語。 2 浄土真宗で、説教・法座をいう尊敬語。
御座(おざ)が醒(さ)・める
1 一座の興が薄らぐ。座が白ける。 2 興味がなくなる。
おざ‐がわり【御座替(わ)り】
茨城県つくば市にある筑波山神社で、陰暦4月1日と11月1日に行われる祭り。4月に親神が里に下って子神が山に登り、11月はその逆になるといわれる。
お‐ざしき【御座敷】
1 「座敷」の尊敬語・美化語。 2 芸者・芸人などが呼ばれる酒宴の席。「—を勤める」
おざしき‐あそび【御座敷遊び】
⇒座敷遊び
おざしき‐うた【御座敷唄】
料亭に呼ばれた芸者が、三味線、鼓、太鼓を伴奏にうたう唄。多くは民謡だが、お座敷専用につくられたものもある。
御座敷(おざしき)が掛(か)か・る
1 芸者・芸人などが、客の座敷に呼ばれる。 2 会合などに招かれる。「テレビ局から—・る」
おざしき‐ながうた【御座敷長唄】
歌舞伎や舞踊の伴奏用ではなく、演奏会用に作られた長唄。文化文政期(1804〜1830)に起こった。「吾妻八景(あずまはっけい)」「秋色種(あきのいろくさ)」など。
おざしき‐れっしゃ【御座敷列車】
車内を畳敷きにして座卓をしつらえ、宴会などができるようにした列車。お座敷電車。