あびらうんけん‐そわか【阿毘羅吽欠蘇婆訶】
大日如来に祈るときの呪文(じゅもん)。「阿毘羅吽欠」は、梵a,vi,ra,hūṃ,khaṃの音写で、地水火風空を表し、「蘇婆訶」は、梵svāhāの音写で、成就の意を表す。
いきているかこ【生きている過去】
《原題、(フランス)Le Passé vivant》レニエの小説。没落貴族の青年ジャンは、曽祖父(そうそふ)の果たせなかった恋を自分が成就させようと夢想するが、現実との乖離(かいり)に苦悩する。...
いしづち‐さん【石鎚山】
愛媛県中部の山。石鎚山脈の主峰で四国山地の最高峰。標高1982メートル。山頂に石鎚神社の頂上社があり、中腹に山岳信仰の道場の成就社がある。伊予(いよ)の高嶺(たかね)。
いっちょう‐いっせき【一朝一夕】
《一日か一晩か、の意から》わずかな期間。短い時日。「これほどの大事業は—には成就しない」
う‐ちゅう【雨注】
[名](スル)矢・弾丸などが、雨の降るように盛んに飛んでくること。また、盛んに浴びせること。「弾丸—の際に成就仕り候ものにて」〈染崎延房・近世紀聞〉
えん‐まん【円満】
[名・形動] 1 物事のようすや人柄などが、調和がとれていて穏やかなこと。また、そのさま。「—な夫婦」「話が—に収まる」 2 まるく満ちていること。特に、顔などが豊かで福々しいこと。また、そのさ...
エー‐キュー【AQ】
《achievement quotient》学力が知能の程度に相応して獲得されているかどうかをみる指標。学力検査で得られた教育年齢を知能検査で得られた精神年齢で割ったもの(あるいは教育指数と知能...
おかげ‐まいり【御蔭参り】
1 江戸時代、御蔭年(おかげどし)に諸国の庶民が伊勢神宮に参詣(さんけい)したこと。《季 春》→抜け参り 2 神仏にかけた祈願が成就したあとのお礼参り。
おれい‐まいり【御礼参り】
1 神仏にかけた願(がん)が成就した礼に参詣すること。報賽(ほうさい)。 2 刑期を終えて出所したやくざなどが、自分を密告したり、自分に不利な証人となったりした人に、仕返しをすること。
かつらぎ‐の‐かみ【葛城の神】
大和の葛城山に住むとされる神。一言主神(ひとことぬしのかみ)をいう。役(えん)の行者の命令で葛城山と金峰山(きんぶせん)との間に岩橋を架けることになったが、容貌(ようぼう)の醜いのを恥じ、夜しか...