うち‐ちょうちゃく【打ち打擲】
[名](スル)「打擲(ちょうちゃく)」を強めていう語。「場合によっては、—もするではないか」〈芥川・偸盗〉
くがい‐もの【公界者】
1 世間に出しても恥ずかしくない者。世間に顔出しのできる者。「算置きも—ぢゃ。なぜに打擲(ちゃうちゃく)召された」〈虎寛狂・居杭〉 2 見えを張る者。「傾城は—、五十両の目くさり金取り替へた僭上...
せっ‐ちょう
《「せっしょう(殺生)」の音変化か。「折檻打擲(せっかんちょうちゃく)」の略とも》責め苛(さいな)むこと。こき使うこと。「ねぢ上げ、ねぢ上げ—す」〈浄・天神記〉
だ【打】
[音]ダ(慣) チョウ(チャウ)(呉) [訓]うつ [学習漢字]3年 1 うつ。たたく。「打撃・打倒・打撲/殴打・強打・痛打・乱打・連打」 2 その動作をする意を表す語。「打開・打算」 3 野球...
つけ【付け/附け】
[名] 1 支払い請求書。勘定書き。書きつけ。「会社に—を回す」 2 その場で支払わないで店の帳簿につけさせておき、あとでまとめて支払うこと。また、その支払い方法。「—で飲む」「—がきく」 3...
てき【擲】
[音]テキ(漢) チャク(慣) [訓]なげうつ 〈テキ〉なげつける。なげうつ。「擲弾筒/投擲・放擲・乾坤一擲(けんこんいってき)」 〈チャク〉なぐる。「打擲(ちょうちゃく)」
ぶち‐ちょうちゃく【打ち打擲】
《同じ意の語を重ねて「打擲」を強めていう語》乱暴に打ちたたくこと。うちちょうちゃく。「思案もなく—しても」〈滑・浮世風呂・二〉