あかし‐くら・す【明かし暮(ら)す】
[動サ五(四)]夜をあかし、日を過ごす。月日を送る。毎日を過ごす。「悲しみのうちに—・す」
あけ‐く・れる【明け暮れる】
[動ラ下一][文]あけく・る[ラ下二] 1 夜が明け、日が暮れる。月日が過ぎる。一日一日が過ぎ去る。「毎日が平穏無事に—・れる」 2 熱中して終始そのことをする。ある物事に没頭する。「勉強に—・れる」
あも‐しし【母父】
「はは・ちち」をいう上代語。おもちち。「月日夜(つくひよ)は過ぐは行けども—が玉の姿は忘れせなふも」〈万・四三七八〉
あゆ・む【歩む】
[動マ五(四)] 1 足を交互に動かして前に行く。歩を運ぶ。歩く。「野道を—・む」 2 月日を経る。人生を送る。「いばらの道を—・む」 3 物事が進行する。進展する。「破局に向かって—・む」 4...
あり・ふ【在り経】
[動ハ下二]生きて年月を送る。ある状態で月日を過ごす。「ことさわがしき心地して—・ふる中に」〈かげろふ・中〉
ある・く【歩く】
[動カ五(四)] 1 足を動かして前に進む。歩行する。あゆむ。「—・いて帰る」「野山を—・く」 2 あちこち動き回る。移動する。必ずしも徒歩と限らず、乗り物などで外出する場合にもいう。「得意先を...
いい‐わた・る【言ひ渡る】
[動ラ四] 1 言い続けながら月日を過ごす。「年ごろさばかり忘れがたく、恨み—・り給ひしかど」〈源・若菜下〉 2 しきりに求愛する。言い寄り続ける。「頼みて—・りけるに、猶(なほ)逢ひ難きけしき...
いかる【斑鳩/鵤】
アトリ科の鳥。全長23センチくらい。体は灰色で、頭・風切り羽・尾羽は紺色。くちばしは太く黄色。木の実を食べる。さえずりは「お菊二十四」などと聞きなされ、「月日星(つきひほし)」とも聞こえるところ...
いく‐かえり【幾返り】
いくたび。なんべん。「大空をめぐる月日の—今日行く末にあはむとすらむ」〈かげろふ・中〉
いく‐そ【幾そ】
《「そ」は「十(そ)」か》 1 多くの数量。どれほどたくさん。「—の羊の歩みを過ぐし来ぬらむ」〈栄花・初花〉 2 (副詞的に用いて)どれほど多く。数多く。「網代守(も)る宇治の川瀬は年つもり—月...