あさね‐ぼう【朝寝坊】
[名](スル)朝寝すること。また、その人。「宵っぱりの—」
あん‐き【晏起】
朝遅く起きること。朝寝。「その—の習いを矯(ため)んと欲し」〈中村訳・西国立志編〉
い【寝】
寝ること。眠り。「心とけたる—だに寝られずなむ」〈源・空蝉〉 [補説]多く、動詞「ぬ(寝)」をあとに伴って「いをぬ」「いぬ」の形で、また、「朝寝(あさい)」「安寝(やすい)」などと熟して用いる。
おはら‐しょうすけ【小原庄助】
民謡「会津磐梯山」の囃子詞(はやしことば)に登場する架空の人物。「朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、それで身上(しんしょう)つぶした」と唄われる。
しめ‐もらい【注連貰い】
小正月の左義長(さぎちょう)で焼くために、他の家で外した門松やしめ飾りなどを子供が貰い集めること。《季 新年》「色里や朝寝の門の—/松浜」
た‐まくら【手枕】
腕を枕として眠ること。てまくら。「朝寝髪我は梳(けづ)らじ愛(うるは)しき君が—触れてしものを」〈万・二五七八〉
どた‐ばた
[副](スル) 1 騒がしく走り回ったりあばれたりする音や、そのさまを表す語。「子供たちが—(と)はしゃぎ回る」「—してはいけません」 2 あわてふためくさまを表わす語。「朝寝坊して—しながら...
ね‐ぼう【寝坊】
[名・形動](スル)朝おそくまで寝ていること。また、そのさまや、その癖のある人。朝寝坊。「—な(の)人」「—して学校に遅れる」
ほとけ‐なぶり【仏嬲り】
道楽半分に仏事を行うこと。仏いじり。仏せせり。「世にすることなき姑(しうとめ)の—の朝起きに」〈鶉衣・朝寝辞〉
もち‐こし【持(ち)越し】
1 残して次へ送ること。「結論は—となった」 2 消化されずに胃の中に残っているもの。また、二日酔い。「さんざ朝寝をして、やれ—だの頭痛だのとぬかして」〈滑・浮世風呂・三〉