かつら【桂】
1 カツラ科の落葉高木。山地に自生。葉は広卵形で裏面が白い。雌雄異株。5月ごろ、紅色の雄花、淡紅色の雌花をつけ、花びらはない。材を建築・家具や碁盤・将棋盤などに用いる。おかつら。かもかつら。 2...
かつら【桂】
京都市西京区、桂川西岸の地名。桂離宮がある。[歌枕] [補説]書名別項。→桂
かつら【桂】
姓氏の一。 [補説]「桂」姓の人物桂小五郎(かつらこごろう)桂湖村(かつらこそん)桂太郎(かつらたろう)桂春団治(かつらはるだんじ)桂文枝(かつらぶんし)桂文治(かつらぶんじ)桂文楽(かつらぶん...
かつら【桂】
写真家、石元泰博が桂離宮を撮影した複数の写真集の通称。→桂日本建築における伝統と創造 →桂離宮空間と形
かつら‐りきゅう【桂離宮】
京都市西京区にある八条宮家(桂宮家)の別荘。江戸初期に八条宮智仁(としひと)親王が創建。親王の没後一時荒廃したが、その後幕府の援助で数次にわたり増築。回遊式庭園と数寄屋風書院は有名。 写真家...
けい【桂】
1 ニッケイの慣用漢名。また、トンキンニッケイ(カシア)の漢名。 2 カツラの別名。中国ではモクセイをいう。 3 将棋で、「桂馬(けいま)」の略。
けい【桂】
[人名用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]かつら 1 ニッケイ・モクセイなどの香木の総称。「桂冠・桂皮/肉桂」 2 月の別名。「桂月」 3 将棋の駒の一。「桂馬」 [名のり]かつ・よし