あ‐ない【案内】
《「あんない」の撥音の無表記から》「あんない(案内)」に同じ。「此家(このや)の—を知り居たれば」〈竜渓・経国美談〉
あん‐ない【案内】
[名](スル) 1 道や場所を知らない人をそこに導くこと。また、ある地域を見せて歩くこと。「館内を—する」「道—」 2 取り次ぐこと。「—を請う」 3 事情やようすなどを知らせること。また、その...
えいぎょう‐あんない【営業案内】
会社や商店が、営業の状況・品目・業務などを説明した文書。
きょうとさつじんあんない【京都殺人案内】
和久峻三による推理小説のシリーズ名。京都府警の警部補音川音次郎が活躍する。第1作「死体の指にダイヤ」は昭和52年(1977)刊行。
さき‐あんない【先案内】
[名](スル)先に立って案内すること。また、その人。先導。
しょくぎょう‐あんない【職業案内】
職を探し求めている人のために、求人広告を集めて掲げたもの。「新聞の—欄」
つみに‐あんない【積(み)荷案内】
貨物の船積みを完了したとき、その旨を売主から買主に知らせる通知状。船名・品名・積み込み日・数量・金額・陸揚げ港などの事項を記載。船積み通知書。
ひとり‐あんない【独り案内】
独学で習得できるようになっている書物。独習書。
ふ‐あんない【不案内】
[名・形動] 1 細かいようすや事情がよくわからないこと。また、そのさま。「—な土地」 2 その方面の心得があまりないこと。また、そのさま。「株にはまったく—です」
ふち‐あんない【不知案内】
[名・形動]ようすや事情を知らないこと。また、そのさま。不案内。「その間(かん)の消息は一向に—なんだが」〈里見弴・今年竹〉