うち‐ばり【梁】
「うつばり」に同じ。「雨の日をもらすは惜しき商ひに—広き殿作りせん」〈三十二番職人歌合〉
うつ‐ばり【梁】
《内張りの意。平安時代までは「うつはり」》屋根の重みを支えるための横木。はり。
つる【弦/絃/鉉】
1 弓に張りわたす糸。ゆみづる。ゆづる。 2 琴などの弦楽器に張る糸。 3 鍋(なべ)や土瓶などに弓形にかけわたした取っ手。「飯盒の—」 4 (「梁」とも書く)枡(ます)の上面に対角線に張り渡し...
はり【梁】
構造物の上部からの荷重を支えるため、または柱をつなぐために架け渡す水平材。特に、桁(けた)に対して直角に渡されたものをさす。
やな【梁/簗】
川の瀬に杭(くい)などを八の字形に並べ、水をせき止めて1か所をあけ、そこに梁簀(やなす)を張って流れてくる魚を受けて捕る仕掛け。上り梁・下り梁などがある。《季 夏》「手に足に逆まく水や—つくる/...
りょう【梁】
中国の国名。 戦国時代、魏(ぎ)の恵王が都を大梁(開封)に移してからのちの称。 南北朝時代の南朝の一。502年、斉の蕭衍(しょうえん)(武帝)が斉の禅譲を受けて建国。建康(南京)を都とし、南...
りょう【梁】
[人名用漢字] [音]リョウ(リャウ)(漢) [訓]はり うつばり やな 1 屋根を支えるため両側の支柱に架け渡す横木。はり。また、はりに似たもの。「梁材・梁塵(りょうじん)・梁木/虹梁(こうり...