出典:gooニュース
元検事正「これでお前も俺の女だ」「表沙汰にすれば自死」 女性をレイプする上司を守る「組織」の闇 北原みのり
事件が明るみに出て、元検事正が逮捕されるまでにいたったのは、元検事正が被害女性とやりとりした内容が客観的証拠になったからに他ならない。「客観的証拠がないから不起訴にしよう」という検事も少なくない組織で、客観的証拠を自ら積みかさねた被告。事件の発覚を恐れ死をちらつかせる一方で、こんな書面を残す元検事正は、いったいどのようなつもりで記したのだろう。
【ナゼ】元大阪地検検事正“性的暴行”裁判で再び垣間見えた検察組織の『闇』…被害女性検事の涙の訴え「なぜもっと早く…」同僚による“情報漏洩”“侮辱”刑事告訴も
翌年から主に関西地区の検察庁を中心にキャリアを重ね、那覇地検の検事正、大阪高検のナンバー2である次席検事、最高検の刑事部長などを歴任。 2018年2月、大阪地検の検事正に着任。在任期間中には、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題を担当した。
被害の検事、尊厳踏みにじられた 元検事正の性犯罪初公判後に会見
元大阪地検検事正北川健太郎被告(65)が準強制性交罪に問われた事件で、当時部下だった被害者の女性が25日、大阪地裁での初公判閉廷後に大阪市内で記者会見した。自らを現職の検事と明かし「所属先のトップである検事正から被害を受け、検事としての尊厳を踏みにじられた」と涙をこらえて話した。 女性はこの日、被害者参加制度を利用して法廷の内側から審理を見守った。
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