うしろ‐やす・し【後ろ安し】
[形ク] 1 あとのことの心配がない。心残りがない。「行く末の御為もいかに—・からまし」〈狭衣・二〉 2 気遣いがないさま。隠しだてがない。信頼がおける。「継母を—・き者に思ひてあるほどに」〈今...
お‐きづかい【御気遣い】
「気遣い1」の尊敬語。
お‐きもじ【御き文字】
《接頭語「御(お)」に「き」で始まる語の後半を略して、「文字」を添えた語》「お気持ち」「ご気分」「お気遣い」などの意。「かならず—安かれと」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
お‐きもち【御気持(ち)】
相手の感情や考え方、気遣いなどを敬っていう語。「—だけありがたく頂戴いたします」
気(き)を砕(くだ)・く
いろいろと心配する。気遣いをする。心気(しんき)を砕く。「人間関係に—・く」
こうこ‐の‐うれい【後顧の憂い】
あとに残る気遣い。あとあとの心配。「—のないように保険に入る」
セル【SEL】
《Social and Emotional Learning》相手の表情やしぐさなどから感情を量ることを学び、他者への思いやりや気遣いといった社会的能力を身につけるための心理教育プログラム。
たじ‐な・し【他事無し】
[形ク] 1 一つのことに専念して他のことを顧みない。余念がない。「ただ囲碁(いご)を打つほかは、—・し」〈宇治拾遺・一二〉 2 気遣いがいらない。うちとけている。「この五人は我らが仲間—・う話...
腫(は)れ物(もの)に触(さわ)るよう
機嫌を損じないように気遣い、恐る恐る接するさま。「まるで—な扱い」