お・れる【折れる】
[動ラ下一][文]を・る[ラ下二] 1 棒状・板状のものが鋭く曲がる。また、物が曲がって切れる。「線香が—・れる」 2 平面状のものが曲がって二重になる。「紙の端が—・れる」 3 道などが曲がる...
気骨(きぼね)が折(お)・れる
あれこれ気を使って精神的に疲れる。気疲れする。「新人の教育は何かと—・れる」 [補説]「気骨」を「きこつ」と読むと、「信念を守りぬく強い意気」の意となる。したがって、「きこつがおれる」と読むのは誤り。
グリット【grit】
気概。気骨。勇気。根性。ガッツ。
こつ【骨】
[音]コツ(漢) [訓]ほね [学習漢字]6年 〈コツ〉 1 ほね。「骨格・骨髄/筋骨・枯骨・人骨・接骨・頭骨・軟骨・白骨」 2 死者のほね。「遺骨・納骨」 3 からだ。「病骨・風骨・老骨」 ...
はん‐こつ【反骨/叛骨】
権威・権力・時代風潮などに逆らう気骨。「—精神」
ほね【骨】
[名] 1 脊椎動物の内骨格を構成する構造物。膠質(こうしつ)および石灰質を成分とし、骨組織・骨髄・軟骨組織・骨膜からなり、体の支持・運動や内臓の保護、骨髄での血球生成などの働きをする。ふつう...
ほねっ‐ぷし【骨っ節】
《「ほねぶし」の音変化》 1 骨の関節。ほねぶし。 2 何事にも屈しない強い意志。気骨。気概。「—のある男だ」
ほねっ‐ぽ・い【骨っぽい】
[形] 1 魚肉などに小骨が多い。「—・い魚」 2 やせてごつごつと骨ばっている。「—・い手」 3 しっかりしていて手ごわい。気骨がある。「—・い若者」 [派生]ほねっぽさ[名]
ほね‐ぬき【骨抜き】
1 調理で、魚や鳥などの骨を取り除くこと。 2 意見・計画などの肝心な部分を除き去ること。「議案を—にする」 3 気骨や節操などをなくさせること。「供応を受けて—にされる」
めり‐つ・く
[動カ四]めりめりと音を立てる。「膝は—・く、気骨は折れる」〈浄・盛衰記〉