きまり【決(ま)り/極まり】
1 物事が決まること。問題になっていたり面倒だったりした物事の終わり。決着。おさまり。「これで話は—だ」「仕事に—を付ける」 2 よりどころとして定められている事柄。規則。通則。「—を破る」「—...
きまり‐き・る【決(ま)り切る】
[動ラ五(四)](多く「きまりきって」「きまりきった」の形で用いる) 1 当然のことになっている。言うまでもなくはっきりしている。「そんな—・ったことを聞くな」 2 いつも同じで型にはまっている...
きまり‐ごと【決(ま)り事】
ある組織内での規則・ルール。また、しきたりやマナー。決まり。決め事。「わが社では9時出勤が—だ」「冠婚葬祭の—」
きまり‐じ【決(ま)り字】
カルタで、取り札を特定できる文字。読み札の一字目で特定できるものを一字決まり、二字目のものを二字決まりなどという。定まり字。 [補説]小倉百人一首の一字決まりは7首あり、一般に「むすめふさほせ」...
きまり‐て【決(ま)り手/極まり手】
相撲で、勝負がきまったときのわざ。→四十八手(しじゅうはって) [補説]日本相撲協会の定める決まり手82種と非技5種決まり手足取り、浴(あび)せ倒し、網打ち、居反(いぞ)り、一本背負い、後ろ凭(...
きまり‐もんく【決(ま)り文句】
いつもきまって言う文句。また、型にはまった文句。
きまり‐わる・い【決(ま)り悪い/極まり悪い】
[形][文]きまりわる・し[ク]《心のおさまりが悪い意》体裁が悪く恥ずかしい。気恥ずかしい。きまりがわるい。「顔を合わせるのが—・い」
さくり【決り/抉り/刳り】
1 土を掘り起こした所。また、その溝。うね。 2 流鏑馬(やぶさめ)や笠懸(かさがけ)などの騎射のとき、馬を走らせる道として馬場に掘る浅い溝。馬決(うまざく)り。
さくり‐ばみ【決り食み】
木材接合の際、一方の材を削って、そこに別の材をはめ込むこと。
しゃくり【決り】
《「さくり」の音変化》 1 中がくぼむように削ること。しゃくること。 2 おだてること。そそのかし操ること。「是もやっぱり—かと気で気をとり直しては」〈洒・籬の花〉