あと‐びき【後引き】
酒などをつぐとき、銚子(ちょうし)の口を伝って滴ること。また、その滴り。
あわ‐もり【泡盛】
沖縄特産の焼酎(しょうちゅう)。粟(あわ)または米を原料とする。無色透明。アルコール分が強い。造るときに、蒸留器から滴る成分が泡になって、器に盛り上がるところからの名という。《季 夏》「—や汚れ...
した‐たり【滴り/瀝り】
1 滴ること。また、滴るもの。しずく。 2 苔(こけ)などを伝わって落ちる水滴。《季 夏》「—の思ひこらせしとき光る/汀女」
てき‐てき【滴滴】
[名] 1 水などのしたたり。点々と落ちるしずく。「乳の如き—春潮に融けて流る」〈蘆花・自然と人生〉 2 点々とあるようす。「大きな銀杏に墨汁を点じた様な—の烏が」〈漱石・野分〉 [ト・タル...
と‐ばしり【迸り】
1 飛び散る水。しぶき。「床に滴る—をよける用心にと」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 まきぞえ。とばっちり。「事故の—がかかる」
わか‐くさ【若草】
1 春になって新しく生えてきた草。《季 春》「—や水の滴る蜆籠(しじみかご)/漱石」 2 年の若い女性をたとえていう語。「うら若み寝よげに見ゆる—をひとの結ばむことをしぞ思ふ」〈伊勢・四九〉 3...