き‐なり【生成り/生形】
1 糸や布地の漂白していないもの。また、その色。→生成り色 2 生地のままで、飾り気のないこと。「敦樸は厚淳朴なるぞ。其まま—なを云ふぞ、飾らぬぞ」〈蒙求抄・二〉
きなり‐いろ【生成り色】
生成り1のような色。わずかに赤黄色を帯びた白色。
せい‐せい【生成】
[名](スル) 1 ものができること。また、ものを新たにつくり出すこと。「薬品を—する」 2 哲学で、事物がある状態から他の状態になること。また、その過程。転化。
せいせい‐エーアイ【生成AI】
あらかじめ学習したデータをもとに、画像・文章・音楽・デザインなどを新たに作成する人工知能(AI)の総称。拡散モデルやGANなどの機械学習の手法により、文章からイラストを作成する画像生成AIや、人...
せいせい‐じんこうちのう【生成人工知能】
「生成AI」に同じ。生成的人工知能。生成系人工知能。
せいせい‐ねつ【生成熱】
反応熱の一種。ある化合物を成分元素の単体から合成するときに発生、または吸収される熱量。ふつう化合物1モル当たりの熱量で表される。また、熱力学的な標準状態(1気圧、セ氏25度)における生成熱を標準...
せいせい‐ぶんぽう【生成文法】
米国のチョムスキーを中心とする言語学者によって唱道された言語理論。人間の言語能力の創造性を評価し、表現された形から入って、その奥深くに隠されている言語構造を理論的にとらえようとする。変形文法。変...
なま‐なり【生成り/生熟り】
[名・形動] 1 「生熟れ1」に同じ。 2 能面の一。角を少し生やし、髪を乱した女面。般若(はんにゃ)の前段階で、女性の中の魔性がまだ十分に熟さない状態を表す。「鉄輪(かなわ)」の後ジテに用いる...