ぎ‐もん【疑問】
1 うたがい問うこと。「—を発する」 2 本当かどうか、正しいかどうか、疑わしいこと。また、その事柄。「学説に—をいだく」「本物であるかどうかは—だ」
ぎもんかなづかい【疑問仮名遣】
語学書。2冊。文部省国語調査委員会編。前編は大正元年(1912)、後編は同4年刊。仮名遣いについて疑問のある291語について、学者の考説や室町時代以前の証例を示したもの。
ぎもん‐し【疑問視】
[名](スル)疑問に思うこと。疑わしく感じること。「制度の有効性を—する」
ぎもん‐し【疑問詞】
疑問文で疑問を表す語の総称。英語の疑問代名詞(who)・疑問副詞(when, why)など、ふつうインド‐ヨーロッパ語の文法で使われる用語。日本語では、代名詞の「なに・だれ・いつ・どこ」、数詞の...
ぎもん‐だいめいし【疑問代名詞】
インド‐ヨーロッパ語の文法で、疑問の意を含む代名詞。英語のwho, what, whichなど。日本語では、不定称の代名詞の「なに」「どこ」「どれ」「だれ」「どなた」などをいうことがある。
ぎもん‐てん【疑問点】
疑問に思うところ。「—を指摘する」
ぎもん‐ふ【疑問符】
疑問を表す「?」の符号。疑問文の終わりなどに用いる。クエスチョンマーク。インタロゲーションマーク。俗に、はてなマークともいう。→感嘆符
疑問符(ぎもんふ)が付(つ)・く
本当かどうか疑われる。疑問視される。「雪男の実在には—・く」
ぎもん‐ふくし【疑問副詞】
インド‐ヨーロッパ語の文法で、疑問の意を含む副詞。英語のwhen, whyなど。日本語では、「どう」「なぜ」など。
ぎもん‐ぶん【疑問文】
疑問や反語の意を表す形の文。日本語では、ふつう文中に「いつ」「なぜ」「どの」などの語や、疑問を表す助詞を用いる。西欧語では、文末に疑問符「?」を付ける。