頭(あたま)を擡(もた)・げる
1 隠れていたこと、押さえていたことが、考えや思いに浮かぶ。「ふとした疑念が—・げる」 2 少しずつ勢力を得て現れてくる。台頭する。「急進派が—・げる」
うたがい【疑い】
うたがうこと。怪しいと思うこと。疑念。不審。「—がかかる」「贈賄の—で逮捕される」
おい‐や・る【追い遣る】
[動ラ五(四)] 1 追ってその場から去らせる。追い払う。「犬を—・る」「疑念を頭から—・る」 2 無理やりある状態におちいらせる。「閑職に—・る」「苦境に—・る」
ぎ【疑】
[音]ギ(呉)(漢) [訓]うたがう [学習漢字]6年 1 ぐずぐずしてためらう。「遅疑・狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)」 2 疑わしく思う。「疑義・疑念・疑問・疑惑・疑心暗鬼/懐疑・嫌疑・猜疑(...
心(こころ)が晴(は)・れる
心配や疑念が消えて明るい気持ちになる。「試験のことを思うと—・れない」
さし‐はさ・む【挟む/挿む/差(し)挟む】
[動マ五(四)] 1 間に入れる。はさみこむ。「しおりを本に—・む」 2 他人の話に途中から割り込む。別の意見などを言って干渉する。「口を—・む」「異論を—・む」 3 ある考えを心中に含み持つ。...
しょく‐ふつ【拭払】
[名](スル)ぬぐいさること。払拭(ふっしょく)。「すべての疑念が—された」
ねん【念】
[音]ネン(呉) [訓]おもう [学習漢字]4年 1 いちずに思いをこめる。「念願・念力/一念・観念・祈念・思念・専念・想念」 2 いつまでも心にとどめる。「念書/記念」 3 思い詰めた考えや気...
ねん‐ばらし【念晴(ら)し】
疑念やわだかまりなどを晴らすこと。あきらめをつけること。「それじゃ—に行ってごらんなさいまし」〈秋声・足迹〉
はら・す【晴らす/霽らす】
[動サ五(四)] 1 心のわだかまりを取り除いてはればれとした気持ちにさせる。「疑念を—・す」「鬱憤(うっぷん)を—・す」 2 目的をとげる。「思いを—・す」 3 空が晴れるようにする。「是なる...