あずか・る【与る/関る】
[動ラ五(四)]《「預かる」と同語源》 1 物事にかかわりをもつ。関係する。関与する。「条約案起草に—・る」「事業に—・って力がある」 2 主に目上から、好意の表れとしてあることを受ける。こうむ...
あぜち【按察使】
令外(りょうげ)の官の一。奈良時代、国司の施政や諸国の民情などを巡回視察した官。平安時代には陸奥(むつ)・出羽だけを任地とし、大納言・中納言の名目上の兼職となった。あんさつし。
いさ・める【諫める】
[動マ下一][文]いさ・む[マ下二] 1 主に目上の人に対して、その過ちや悪い点を指摘し、改めるように忠告する。諫言(かんげん)する。「主君の愚行を—・める」 2 いましめる。禁止する。「なべて...
うかがい【伺(い)】
1 目上の人などに指示を仰ぐこと。「進退—」 2 神仏のお告げを願うこと。 3 「問うこと」「訪問すること」「聞くこと」の意の、その相手を敬って用いる謙譲語。「御機嫌—」
伺(うかが)いを立(た)・てる
1 神仏に祈ってお告げを願う。 2 目上の人などに指示を仰ぐ。
うかが・う【伺う】
[動ワ五(ハ四)]《「窺う」と同語源。目上の人のようすをうかがいみる意から、その動作の相手を敬う謙譲語となる》 1 「聞く」の謙譲語。拝聴する。お聞きする。「おうわさはかねがね—・っております」...
えっ‐けん【謁見】
[名](スル)貴人または目上の人に会うこと。「将軍に—する」
えっ・する【謁する】
[動サ変][文]えっ・す[サ変]貴人や目上の人に会う。お目にかかる。「将軍に—・して」〈福沢・福翁自伝〉
えつ【謁】
1 貴人や目上の人に会うこと。お目通り。「—を賜る」 2 名刺。「—を通じ、おおやけの紹介状を出だして」〈鴎外・舞姫〉
お‐いで【御出で】
[名] 1 《「出ること」の尊敬語から転じて》「行くこと」「来ること」「居ること」の尊敬語。「—を待つ」「そこに—ですか」 2 祭礼で、御輿(みこし)が本社を離れて御旅所(おたびしょ)に鎮座す...