あっ‐さい【圧砕】
[名](スル)おしつけて砕くこと。
あら‐ごなし【荒熟し/粗熟し】
[名](スル) 1 細かい粉にする前に、まず粗めに砕くこと。 2 本格的に取りかかる前に、おおまかに処理しておくこと。「審議前に問題点を—しておく」
あら‐びき【粗挽き】
[名](スル)穀物・食肉などを普通よりも粗めにひき砕くこと。また、そうしたもの。「—のソーセージ」「胡椒(こしょう)を—する」
い‐し【胃歯】
1 エビなどの甲殻類の胃の内面にあるキチン質の硬い突起。食物を砕く役割をする。 2 軟体動物のアメフラシなどの胃壁にある粒状体。食物を砕くと同時に、消化酵素を出す。
いし‐たたき【石叩き/石敲き】
1 鉱石などを槌(つち)で打ち砕くこと。また、その槌や、それを職業とする人。 2 《尾を上下に動かす習性から》セキレイの別名。《季 秋》「磐石(ばんじゃく)をはしれる水の—/蛇笏」
いわ‐なみ【岩波】
岩に寄せる波。「きぶね川玉ちる瀬々の—に氷を砕く秋の夜の月」〈千載・神祇〉
うち‐みしゃ・ぐ
[動ガ四]打ちつぶす。こなごなに砕く。「腰骨膝骨(ひざほね)—・がれ、あたりに近づく雑兵なし」〈浄・女護島〉
おもい‐くだ・く【思ひ砕く】
[動カ四]あれこれと心を砕く。「降る雨のあしとも落つる涙かな細かにものを—・けば」〈詞花・雑上〉 [動カ下二]あれこれと思い乱れる。思い悩む。「—・くる心のうちをも、つれなく忍び返して」〈狭...
か‐しゃ【火車】
1 仏語。生前悪事を犯した亡者を乗せて地獄に運ぶという、火の燃えている車。また獄卒が呵責(かしゃく)に用いるという火の車。「身を責め砕く—の責め」〈謡・綾鼓〉 2 車輪の形に燃える火。「天よりは...
かりっ‐と
[副] 1 堅いものを歯に少し力を入れてかむときの音を表す語。「—コンペイトーをかみ砕く」 2 食べ物から水分や油分が抜けてほどよく堅いさま。「ベーコンを—焼く」「外側は—、中はふわっとしたパン」