いたり【至り】
1 ある物事が最高の状態に達していること。極み。「感激の—」「光栄の—」 2 ある物事の成り行きや結果。「若気の—」 3 心づかいやはからいが物事に及んでいる度合い。学問・思慮などの深さ。「いみ...
お‐うえ【御上】
1 主人の妻や目上の人の妻を敬っていう語。「いかなれば—にはかくあぢきなき御顔のみにて候ふぞやと」〈仮・是楽物語下〉 2 ㋐土間・庭に対して、畳の敷いてある部屋。座敷。「毎年お庭で舞ひまして、お...
おぼし‐めし【思し召し】
1 相手を敬って、その考えや気持ちをいう語。お考え。ご意向。「神の—にかなう」「せっかくの—ですが」 2 金額を相手の考えに任せること。お志。「ご喜捨は—で結構です」 3 異性にひかれる気持ち。...
おん‐の‐じ【御の字】
《江戸初期の遊里語から出た語。「御」の字を付けて呼ぶべきほどのもの、の意から》 1 非常に結構なこと。望んだことがかなって十分満足できること。「出費がこの程度で済めば—だ」 2 最上のもの。「—...
くさ‐づくし【草尽(く)し】
1 「草合わせ」に同じ。 2 種々の草花を描いた絵模様。「帯の結構には…秋の野に—縫うたる」〈仮・恨の介・上〉
結構(けっこう)毛(け)だらけ猫(ねこ)灰(はい)だらけ
たいへん結構だ、の意をふざけていう言葉。
けっこう‐しゃ【結構者】
「結構人」に同じ。「よしよし、今は是まで。—も事による」〈浄・国性爺〉
けつ【結】
[音]ケツ(漢) ケチ(呉) [訓]むすぶ ゆう ゆわえる [学習漢字]4年 1 ひもなどでむすぶ。むすびつける。「結髪/直結・連結」 2 組み立てる。構造物・組織体を造る。「結構・結社・結成・...
こう【構】
[音]コウ(漢) [訓]かまえる かまう [学習漢字]5年 1 組み立てる。かまえる。「構成・構想・構造・構築/仮構・虚構」 2 組み立て。「機構・結構」 3 かこい。「構外・構内/遺構」
こち‐ら【此方】
[代] 1 近称の指示代名詞。 ㋐話し手に近い方向をさす。「—を向いてください」 ㋑話し手のいる、またはその方向にある場所をさす。「—に来てからもう三年になる」 ㋒話し手の近くにある物をさす。「...