[名](スル)
  1. 年をとって頭脳身体のはたらきがおとろえること。老いぼれること。「近頃—して人の名前が出てこない」

  1. (「亡六」とも書く)上方 (かみがた) で、武家奉公の下男。折助 (おりすけ) 。渡り中間。

    1. 上方にて—といふは、江戸にていふ折助といふことなり」〈滑・膝栗毛・七〉

  1. 上方で、けんか、ゆすりなどをする者。

    1. 江戸伝法上方で—などといふあばずれがあれど」〈滑・浮世風呂・四〉

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。