じ‐ぼく【耳目】
⇒じもく(耳目)
じ‐もく【耳目】
1 耳と目。聞くことと見ること。見聞。「—を広める」「—に触れる」 2 多くの人々の注意。「世間の—を集める」 3 ある人の目や耳となって、仕事を助けること。また、その人。「長官の—となって働く」
耳目(じもく)に触(ふ)・れる
見たり聞いたりする。「—・れるものすべて新鮮に感じた」
じもく‐の‐かん【耳目の官】
1 耳と目。聴覚・視覚の器官。 2 監察をつかさどる官。
じもく‐の‐よく【耳目の欲】
聞きたい見たいという欲望。外界の事物との接触を求める欲望。
耳目(じもく)を驚(おどろ)か・す
世の人々をびっくりさせる。世間に衝撃を与える。「—・す大事件」
耳目(じもく)を属(しょく)・する
《「春秋左氏伝」成公二年から》目や耳をそばだてて、注意を集中する。