きゅう【臼】
[常用漢字] [音]キュウ(キウ)(漢) [訓]うす 〈キュウ〉 1 うす。「臼状/杵臼(しょきゅう)」 2 うすの形をしたもの。「臼歯/脱臼」 〈うす〉「石臼・茶臼」
きゅう‐がい【臼蓋】
大腿骨頭(大腿骨の上端)を屋根状に覆う、骨盤の骨。寛骨臼のくぼみの上部に沿って張り出した部分。先天性股関節脱臼では臼蓋の形成不全がみられる。寛骨臼蓋。
こかんせつ‐だっきゅう【股関節脱臼】
股関節に起こる脱臼。最も多いのは、先天性股関節脱臼。
じゅうどう‐せいふく【柔道整復】
柔道の経験や知識に基づいて、捻挫(ねんざ)・脱臼・骨折・打撲・肉離れなどの応急的な回復を行うこと。柔道整復師法に基づく免許を受けた柔道整復師のみが行える。柔道整復術。 [補説]捻挫・脱臼・骨折・...
せい‐ふく【整復】
[名](スル)骨折や脱臼(だっきゅう)の生じた箇所を、もとの正常な位置になおすこと。「脱臼した肩を—してもらう」
せんてんせい‐こかんせつだっきゅう【先天性股関節脱臼】
生まれつき股関節脱臼を起こしている状態。女児に多い。
だつ【脱】
[常用漢字] [音]ダツ(慣) [訓]ぬぐ ぬげる ぬく ぬける 1 外側を覆っているものを取り去る。ぬぐ。「脱衣・脱穀・脱皮・脱帽/着脱」 2 ある枠や組織から抜ける。抜け出す。はずれる。「脱...
とくていそんしょう‐とくやく【特定損傷特約】
生命保険における特約の一。不慮の事故で骨折・関節脱臼・腱の断裂などの特定損傷の治療を受けた場合に給付金が支払われる。事故から180日以内の治療が対象となることが多い。
へんけいせい‐こかんせつしょう【変形性股関節症】
股関節の軟骨が摩耗・変形し、痛み・運動障害をきたす疾患。日本では、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全、外傷などが原因となって、40〜50歳の女性に発症することが多い。運動療法・薬物療法のほかに、自分...
ほね‐ちがい【骨違い】
骨が関節から外れること。脱臼(だっきゅう)。