あかかみ‐あり【赤噛蟻】
アリ科の昆虫。体長は働きアリで約3〜5ミリ。体は赤褐色、頭部は褐色。攻撃性が強く、腹部の毒針で刺されると激しい痛みがある。米国南部から中米にかけて分布。日本では特定外来生物の一。
あか‐はら【赤腹】
1 ヒタキ科ツグミ属の鳥。背は暗緑褐色、腹は橙(だいだい)色。本州中部以北の山地で繁殖し、冬、暖地に移る。《季 夏》「窓近く—鳴けり樅(もみ)の芽に/秋桜子」 2 ウグイの別名。生殖期に腹部が赤...
アポクリン‐せん【アポクリン腺】
《apocrine》汗腺(かんせん)の一。わきの下、乳首、下腹部、肛門の周囲などにあり、思春期以後に発達する。分泌物は体臭のもとになる。
あめ‐ばち【飴蜂】
膜翅(まくし)目ヒメバチ科のうち、寄生バチの総称。腹部が淡褐色のものが多い。害虫の幼虫に寄生する重要な種類もある。→寄生蜂
あゆ【鮎/年魚/香魚】
サケ目アユ科の淡水魚。全長20〜30センチ。体は細長く紡錘形で、脂びれをもつ。背側は緑褐色、腹部は銀白色、胸びれ上方に黄金色の斑紋がある。秋、川の中流域で産卵。稚魚は海へ下って越冬し、春、川を上...
あり【蟻】
1 膜翅(まくし)目アリ科の昆虫の総称。体は小形で、黒色または赤褐色。頭・胸・腹部の間がくびれている。1匹の女王アリ、少数の雄アリ、多数の働きアリで集団生活を営む。地中や樹木に巣を作り、時に巨大...
あり‐ぐも【蟻蜘蛛】
ハエトリグモ科のクモ。体長6ミリくらい、赤褐色または黒色で、頭胸部と腹部の間は細くくびれ、アリに似る。網は張らず、木の葉の上をはい回って昆虫を捕らえる。
あん‐ぷく【按腹】
腹部をもむ按摩療法。
いくじ‐のう【育児嚢】
カンガルーなどの有袋(ゆうたい)類の雌の下腹部にある育児のための袋。単孔類のハリモグラの雌や、魚類のタツノオトシゴの雄などにもみられる。育嚢。
い‐けいれん【胃痙攣】
上腹部が発作的に激しく痛む症状。実際に胃が痙攣するとは限らず、胆石症・腎結石・子宮外妊娠・胃穿孔(いせんこう)・虫垂炎・急性胃腸炎などでみられる。