かい‐し【芥子】
カラシナの種子。乾燥させ粉末にして香辛料のほか、薬用にする。がいし。
かいしえんがでん【芥子園画伝】
中国、清初に刊行された画譜。芥子園は南京の名士沈心友の別荘名または書店の名という。3集。初集は沈氏所蔵の明の李流芳の山水画譜を王槩(おうがい)が増補したもので、李漁の序がある。1679年刊。2・...
かいし‐せい【芥子精】
芥子油10パーセントとアルコール90パーセントをまぜたもの。皮膚の刺激剤。
かいし‐でい【芥子泥】
芥子の粉末に水を加えて練り、泥状にしたもの。紙・布に塗りつけて湿布剤として使用。からしでい。
からし‐でい【芥子泥】
⇒かいしでい(芥子泥)
からし【芥子/芥/辛子】
《形容詞「から(辛)し」の終止形から》カラシナの種子を粉にした香辛料。黄色で辛く、水で練って用いる。また、カラシナの別名。
からし‐あえ【芥子和え】
芥子(からし)を溶き入れた酢味噌や調味醤油で、野菜・魚介類などを和(あ)えた料理。
からし‐いろ【芥子色/辛子色】
芥子の色。また練り芥子の色。茶色がかった黄。
からし‐すみそ【芥子酢味噌】
酢味噌に芥子を加えたもの。
からし‐ず【芥子酢】
芥子を酢でのばし、醤油・塩・砂糖を加えた調味酢。和(あ)え物などに用いる。