き‐の‐こ【茸/蕈/菌】
《「木の子」の意》菌類のうち、顕著な子実体(しじつたい)を形成するもの。大部分は担子菌類に、一部は子嚢(しのう)菌類に属する。ふつう傘状をなし、山野の樹陰や朽ち木などに生じる。食用となるマツタケ...
きん【菌】
1 菌類。カビ・キノコなど。「—の培養」 2 細菌。「赤痢—」
きん【菌】
[常用漢字] [音]キン(漢) [訓]きのこ 1 キノコ。「菌糸・菌類」 2 カビ、バクテリアなどの微生物。「桿菌(かんきん)・細菌・殺菌・雑菌・真菌・黴菌(ばいきん)・無菌・滅菌・病原菌・保菌者」
きん‐えい【菌癭】
菌類の寄生によって植物体の一部が肥大してできた、こぶ状や塊状の部分。松の枝にできるこぶなど。菌こぶ。
きん‐えん【菌園】
一部のアリやシロアリが、刻んだ葉や木屑や落ち葉を巣の中に持ち込み、餌となる菌類を育てる菌床のこと。
きん‐かい【菌界】
生物分類上、植物・動物・原生生物とともに真核生物に属する生物の一群。カビ・キノコ・酵母などの菌類が含まれる。
きん‐かく【菌核】
植物組織内や土壌中に菌糸が集まってできる硬い塊。松の根に生じるブクリョウなど。
きんかく‐びょう【菌核病】
豆類やウリ・ナスなどに一群の子嚢(しのう)菌が寄生し、菌核を生じる病害。
きん‐かぶ【菌株】
ある単一の菌類や微生物を分離培養したもの。
きん‐かん【菌環】
⇒菌輪