うす‐あかり【薄明(か)り】
1 ほのかに差す光。 2 日の出前、日没後のかすかな明るさ。薄明(はくめい)。
うす‐あかる・い【薄明るい】
[形][文]うすあかる・し[ク]かすかに明るい。「雲が切れて—・い空」
はく‐めい【薄明】
日の出前と日没後のうすあかりの状態。地平線または水平線下の太陽からの光が、上空大気で散乱して生じる。→薄暮 [補説]地平線または水平線下の太陽の高度に応じて、市民薄明・航海薄明・天文薄明の3段階...
はくめい‐こうせん【薄明光線】
雲の切れ間などから太陽光が漏れ、光線が放射状に広がって見える現象。明け方や夕方によく見られる。光芒。→反薄明光線
はくめい‐し【薄明視】
薄明時のように薄暗い場所における視覚。網膜は明順応と暗順応の中間の状態にあり、桿状体も錐状体もはたらく。中間明度視。→明所視 →暗所視
はくめい‐はくぼせい【薄明薄暮性】
動物で、採食・生殖などの活動を主に明け方と夕方(薄暮時)に行う性質。昼行性、夜行性に対していう。ネコ・イヌ・ネズミ・ウサギなどでみられる。