いっ‐しゃく【一酌】
[名](スル) 1 1杯の酒。 2 ちょっと酒を酌み交わすこと。一献(いっこん)。「相共に—して諸子に別れを告げ」〈柳北・航西日乗〉
いんよう‐か【陰陽家】
1 中国古代に活動した諸子百家の一。天文・暦数の学術をもとにし、陰陽説によって世界の構造や人間のあり方を説明しようとした人。 2 「陰陽師(おんようじ)」に同じ。
かん‐ぶんがく【漢文学】
1 中国古来の文学。中国の古典文学。経(けい)(経書)・史(歴史)・子(し)(諸子百家)・集(詩文集)の4部に大別される。 2 漢文でつづられた文学作品。または、それを研究する学問。
けい‐し‐し‐しゅう【経史子集】
中国の古典的書籍の4部の分類。経部(経書)・史部(史書)・子部(諸子)・集部(詩文などの文学書)からなる。漢籍の分類法として用いられる。
ざっ‐か【雑家】
古代中国の諸子百家の一。儒家・墨家・名家・法家など諸家の説を取捨・総合した学派。
し【子】
[名] 1 こども。特に、男児。 2 学徳のある人物に対する敬称。先生。特に、孔子をさす。 3 五爵の第四位。子爵。「公侯伯—男」 4 漢籍を経・史・子・集に分類した四部の一。諸子百家の著述を...
し【子】
[音]シ(呉)(漢) ス(唐) [訓]こ ね [学習漢字]1年 〈シ〉 1 親から生まれたもの。こども。「子孫/王子(おうじ)・孝子・妻子・実子・赤子・長子・童子(どうじ)・末子・養子」 2 ...
し‐こ【四庫】
中国で唐代に、書籍を経(経書)・史(歴史)・子(諸子百家)・集(詩文集)の4部に大別して収めた書庫。
しょうせつ‐か【小説家】
1 小説を書くことを職業としている人。作家。 2 中国古代の諸子百家の一。小さな巷説(こうせつ)を拾い集め、伝えたもの。 [補説]書名別項。→小説家
しょくか‐の‐がく【稷下の学】
中国、戦国時代、斉(せい)に興った諸子の学。斉の都臨淄(りんし)に集まった思想家・弁士などによって、それまで行われていたさまざまな諸思想が総合され、多くの独自な思想グループを形成していった。稷下...