出典:gooニュース
[社説][沖縄戦80年]第32軍司令部壕構築 持久戦で首里を要塞化
それを考える上で最も重要な場所の一つが「第32軍司令部壕」だ。 80年前の1944年12月9日、首里城の地下30メートルで軍最大となる掘削工事が始まった。 陸軍の技師が指揮を執り、工事には兵士のほか大勢の住民や学徒が動員された。翌年3月に完成したのは総延長が1キロに及び、複雑で堅固な構造を持つ巨大な洞窟陣地である。
第32軍司令部壕が県史跡に 沖縄戦の実相示す永遠の語り部として
旧日本軍が首里城の地下に造った第32軍司令部壕の一部が29日沖縄戦の戦争遺跡として初めて県の史跡に指定されました。司令部壕の保存と公開に尽力してきた沖縄戦体験者は沖縄戦の実相を示す永遠の語り部となるだろうと喜びをかみしめました。第32軍司令部壕は、79年前の沖縄戦を指揮した第32軍によって首里城の地下に造られました。
第32軍司令部壕が県指定史跡に 戦後80年へ平和教育の活用めざす
旧日本軍が使用した首里城の地下の第32軍司令部壕について県は沖縄戦の戦争遺跡として初めて県の史跡に指定します。首里城地下の第32軍司令部壕は牛島司令官率いる旧日本軍第32軍が使用したもので構築には住民や鉄血勤皇隊の少年たちが動員されました。28日の会見で玉城知事は第32軍司令部壕をあす付で県の指定史跡にすると発表しました。
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