いち‐じる・し【著し】
[形ク]《「いち」は、勢いのはげしい意の接頭語、「しるし」は、はっきりしている意。室町時代ごろまでは「いちしるし」》「いちじるしい」に同じ。「—・き山口ならばここながら神の気色をみせよ」〈かげ...
いろはじるいしょう【色葉字類抄】
平安時代の国語辞書。2巻または3巻。橘忠兼(たちばなただかね)著。天養元年〜治承5年(1144〜81)ごろに成立。平安末期の国語を頭音によっていろは47部に分け、漢字とその用法とを簡単に記す。「...
インディア‐ペーパー【India paper】
辞書・聖書などの印刷に用いる薄く不透明で丈夫な洋紙。インディア紙。インディアンペーパー。
イーストレーキ【Frank Warrington Eastlake】
[1858〜1905]米国の英語学者。明治17年(1884)に来日。斎藤秀三郎とともに東京正則英語学校を開設、英語の普及に努めた。棚橋一郎と「ウェブスター氏新刊大辞書和訳語彙」を共編。東湖と号した。
イーピーウィング【EPWING】
《electronic publishing WING》電子出版物の規格の一。検索を主体とする電子辞書などで利用される。
ウェブスター【Noah Webster】
[1758〜1843]米国の辞書編修者。1828年、英語辞典「An American Dictionary of the English Language」を刊行。のちのウェブスター辞典のもとと...
うんぽいろはしゅう【運歩色葉集】
室町時代の国語辞書。2冊本と3冊本がある。著者未詳。天文16〜17年(1547〜1548)ごろ成立。言葉をいろは順に並べた室町時代の辞書の中で、掲出語(約1万7000)が最も多い。
エス‐エー‐イー【SAE】
《simultaneous authentication of equals》無線LANの暗号化方式WPA3で採用された暗号鍵の交換手順。利用者のパスワードなどから、解を得ることが困難な楕円曲線...
おうだん‐けんさく【横断検索】
複数のデータベースを参照したり、複数のサーチエンジンを用いたりして、横断的に検索すること。電子辞書やオンライン辞書サービス、商品比較サービスのサイトなどで活用される。串刺し検索。メタサーチ。クロ...
おうむしょう【鸚鵡抄】
江戸中期の辞書。100巻。貞享2年(1685)完成。父盛徴(もりずみ)の遺志を継ぎ荒木田盛員(あらきだもりかず)が撰。いろは順の辞書で、語数二万二千余語を収め、各語について和歌の用例を挙げ、仮名...