うき‐え【浮(き)絵】
江戸時代、西洋画の透視図法を取り入れた遠近感のある絵。実景が浮き出るように見えるのでいう。初め、のぞきからくりの眼鏡絵に用いられ、芝居小屋内部を描いた浮世絵などにも応用された。遠視画。
えん‐がん【遠眼】
「遠視」に同じ。⇔近眼。
えんがん‐きょう【遠眼鏡】
遠視用の凸レンズの眼鏡。
えん‐し【遠視】
調節していない状態の目に入る平行光線が、網膜よりも後ろに像を結ぶ状態。若年者では水晶体の調節で補正できるが、年齢が進むと、近くのものが見にくく、強度の遠視では遠近ともに視力が低下する。凸レンズで...
きん‐し【近視】
平行光線が網膜の前方で像を結ぶため、遠い所がよく見えない状態。また、その目。水晶体の屈折力が強すぎるか、網膜までの距離が長すぎるために起こる。凹レンズで矯正。ちかめ。近眼。近視眼。⇔遠視。
し【視】
[音]シ(漢) [訓]みる [学習漢字]6年 1 注意して見る。見る。「視界・視覚・視察・視野・視聴者/可視・監視・凝視・検視・正視・注視・透視・黙視」 2 見なす。そのように扱う。「軽視・重視...
しりょく‐しょうがい【視力障害】
近視・遠視・乱視などの屈折異常、調節機能の異常、視野狭窄(しやきょうさく)などで視力が低下している状態。
とお‐め【遠目/遠眼】
1 遠方までよく見える目。「—がきく」 2 遠くの方から見ること。また、遠くから見たようす。「—には見分けがつかない」「夜目—」 3 遠視。「—用の眼鏡」⇔近目。
目(め)が遠(とお)・い
遠視である。
め‐がね【眼鏡】
1 近視・遠視・乱視などの視力を調整したり、強い光線から目を保護したりするために用いる、凹レンズ・凸レンズ・着色ガラスなどを使った器具。がんきょう。 2 物の善悪・可否を見きわめること。また、そ...