おか【陸】
1 陸地。りく。 2 硯(すずり)の墨をする所。⇔海。 3 浴場の洗い場。流し。
おか‐あげ【陸上げ】
ゆでたり煮たりした材料をざるなどに引き上げ、水に浸けずにそのまま冷ますこと。
おか‐サーファー【陸サーファー】
ファッションとしてサーファーのような格好をしたりサーフボードをもったりしているが、実際にはサーフィンをしない人。
おか‐じょうき【陸蒸気】
汽車のこと。明治初期の語で、蒸気船に対し、陸を走るところからの称。
おか‐だ【陸田】
畑。りくでん。
おか‐ちょうじがい【陸丁字貝】
オカチョウジガイ科の陸生の巻き貝。田畑や庭の植木鉢の下などにみられ、貝殻は細長い円錐形で、殻高約1センチ。殻は薄く、半透明。体は黄色。
おかっ‐ぱり【陸っ張り】
「陸(おか)釣り1」に同じ。
おか‐づり【陸釣(り)/岡釣(り)】
1 舟を使わないで、海岸や川岸などで魚を釣ること。陸(おか)っ張(ぱ)り。→磯(いそ)釣り →沖(おき)釣り 2 俗に、女性をあさること。
おか‐ひじき【陸鹿尾菜】
ヒユ科の一年草。海岸の砂地に生え、高さ10〜40センチ。全体が緑色で、よく分枝する。葉は肉質の線形で堅く、先は針状。夏、小花をつける。若葉をゆでて食べ、海藻のミルに似るので、みる菜(な)ともいう。
陸(おか)へ上(あ)がった河童(かっぱ)
《河童は水中では能力を十分発揮できるが、陸に上がると力がなくなるとされるところから》力のある者が、環境が一変するとまったく無力になってしまうことのたとえ。