険相（けんそう）とは？意味・読み方・使い方

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けん‐そう〔‐サウ〕【険相】
の解説

［名・形動］険悪な人相。怒りをあらわにしたけわしい顔つき。また、そのさま。「まなじりのつりあがった—な面がまえ」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

険相の例文(4)

出典：青空文庫

･･･急に険相な顔になって、「何だい、そのにらみざまは？　蛙じゃアある･･･岩野泡鳴「耽溺」
･･･気のせいかなんとなく険相に見える。臆病なうちの三毛はのら猫を見る･･･寺田寅彦「ねずみと猫」
･･･、という風であった。険相な眼と口を帽子の顎紐でしめ上げた警官たち･･･宮本百合子「メーデーに歌う」

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