あら◦ず【非ず】
[連語] 1 そうではない。違う。「さに—◦ず」「それとも言ひ、—◦ずとも口々申せば」〈枕・九〉 2 打ち消す意で応答するときに言う語。いや、なんでもない。「いかにと人々聞こゆれば、—◦ずと言ひ...
ときじく‐の‐かくのこのみ【非時香菓】
《夏から早春枝にあり、香の消えないところから》タチバナの実。「—を恐(かしこ)くも残し給へれ」〈万・四一一一〉
ひ【非】
[名] 1 道理に反すること。正しくないこと。「—をあばく」⇔是(ぜ)。 2 あやまり。欠点。「自分の—を認める」「横画は三本なり。二本に書くは—なり」〈子規・墨汁一滴〉 3 物事がうまくいか...
ひ【非】
[音]ヒ(呉)(漢) [訓]あらず そしる [学習漢字]5年 1 …でない。それと違う。…がない。「非常・非情・非凡・非力(ひりき)・非礼・非合理・非常識」 2 悪い。間違っている。悪いこと。「...
ひ‐あい【非愛】
[名・形動ナリ] 1 無愛想なこと。無遠慮なこと。また、そのさま。「これも公任卿の—なるにてぞありける」〈十訓抄・四〉 2 あやういこと。あぶないこと。また、そのさま。「加賀房はわが馬の—なりと...
ひ‐アクティブウインドー【非アクティブウインドー】
《non active window》パソコンのディスプレー上で複数のウインドーを表示するマルチウインドー環境において、キーボードからの入力やマウスのクリックなど、ユーザーの操作の対象となってい...
ひあっしゅくせい‐りゅうたい【非圧縮性流体】
流体力学で流体の運動を扱う際、圧力や温度による密度の変化が無視できるほど小さな流体のこと。水などの液体や気体中の音速に比べて流速が小さい気体は、非圧縮性流体として扱うことができる。一方、流体中の...
ひアルコールせい‐かんきのういじょうしょう【非アルコール性肝機能異常症】
飲酒の習慣がない人や、アルコールの摂取量が一定以下の人の肝臓に異常が認められる状態。生活習慣病の一つ。
ひアルコールせい‐しぼうせいかんえん【非アルコール性脂肪性肝炎】
アルコールを摂取していないにもかかわらず、アルコール性肝炎のような症状がみられる病気。肝細胞に中性脂肪が蓄積し、肝硬変や肝臓癌へと進行することもある。NASH(ナッシュ)(Non-alcohol...
ひ‐い【非違】
1 法に背くこと。非法。違法。「—を糾弾する」 2 「検非違使(けびいし)」の略。「左衛門の督にて、—の別当と聞こゆ」〈栄花・玉の村菊〉