いん【音】
⇒おん
いん‐けつ【音穴】
琴(きん)や箏(そう)の胴の裏側にある穴。共鳴音が外へ出やすいように開けてある。
いん‐こ【鸚哥/音呼】
インコ目の鳥の総称。また、便宜的に分けたときのオウム類以外のもの。くちばしは鉤(かぎ)形に曲がり、羽色は鮮やかな色彩のものが多い。熱帯地方に広く分布。セキセイインコ・コンゴウインコ・ダルマインコ...
いん‐しょ【音書】
便り。音信。
いん‐しん【音信】
1 便り。通信。おんしん。 2 「音信物(いんしんもの)」の略。「—に、蛸(たこ)と辛螺(にし)と蛤蜊(はまぐり)と三いろを持たせやりたり」〈咄・醒睡笑・一〉
いんしん‐ふつう【音信不通】
「おんしんふつう」に同じ。「僅の行違から—の間になつて」〈紅葉・金色夜叉〉
いんしん‐もの【音信物】
贈り物。進物。「人に無心いふ前には、念比(ねんごろ)にしかけ、又は—をつかひ」〈浮・文反古・四〉
いん‐ぶつ【音物/引物】
「いんもつ(音物)」に同じ。「—ヲ遣ワス」〈日葡〉
いん‐もつ【音物】
贈り物。進物。賄賂(わいろ)にもいう。「文部省の巡廻役人共には助才なく—をする」〈魯庵・社会百面相〉
おと【音】
1 物の振動によって生じた音波を、聴覚器官が感じとったもの。また、音波。人間の耳に聞こえるのは、振動数が毎秒約16〜2万ヘルツの音波。 2 うわさ。評判。「—に聞こえた名勝」→音(おと)に聞く ...