き‐が【飢餓/饑餓】
食べ物がなくて飢えること。飢え。「—感」
きがかいきょう【飢餓海峡】
水上勉の小説。昭和38年(1963)刊行。洞爺丸事故を題材とした推理物。昭和39年(1964)、内田吐夢監督により映画化され、第20回毎日映画コンクール監督賞受賞。
きが‐かん【飢餓感】
1 飢えている感じ。水や食べ物が欲しいと思う感じ。 2 (比喩的に)何かを強く求める感じ。
きが‐しょうほう【飢餓商法】
⇒品薄商法
きがどうめい【飢餓同盟】
安部公房による長編小説。昭和29年(1954)発表。山あいの地方都市を舞台に、ある秘密結社による反乱の行方を描く。
きがぼくし【飢餓牧師】
《原題、(ドイツ)Der Hungerpastor》ラーベの長編小説。1864年刊。全3巻。「アブー‐テルファン」「死体運搬車」とともに「シュトゥットガルト3部作」とよばれる。
きが‐ゆしゅつ【飢餓輸出】
外貨を獲得するために、国内の消費を切りつめて輸入を抑制する一方、国民の生活必要物資までも輸出すること。
きが‐りょうほう【飢餓療法】
水分以外の食物を制限するか断つかして、病気の治療効果をあげようとする方法。絶食療法。断食(だんじき)療法。