まげ【髷】
髪を頭頂に束ね、髻(もとどり)を結ったものを折り返したり曲げたりした部分。また、そのような髪形全体をさす。関西では「わげ」という。
まげ‐かけ【髷掛(け)】
日本髪で、女髷の根元にかける髪飾りの一。絹や縮緬(ちりめん)のほか、江戸末期には縮緬風の和紙が用いられた。髷結(ゆ)わい。手絡(てがら)。
まげ‐がた【髷形/髷型】
女性が髷を結うとき、形を整えるために髷の中に入れる紙製の芯(しん)。髷入れ。
まげ‐もの【髷物】
髷を結っていた時代に取材した小説・演劇・映画など。時代物。ちょんまげもの。
まげ‐ゆわい【髷結わい】
髷を結んで束ねること。また、髷を結んで飾る布切れ。髷掛け。
わげ【髷】
(上方で)髷(まげ)をいう語。