あさだ‐ごうりゅう【麻田剛立】
[1734〜1799]江戸中期の天文学者。豊後(ぶんご)の人。初め医学を学び、のち大坂で暦学を研究。ケプラーの法則にも通じた。
あさだ‐じろう【浅田次郎】
[1951〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、岩戸康次郎。自衛隊などさまざまな職業を経て作家となる。ピカレスク小説、歴史小説など多彩な作風で人気を博す。「鉄道員(ぽっぽや)」で直木賞受賞。他に「地...
あさだ‐そうはく【浅田宗伯】
[1815〜1894] 幕末・明治の漢方医。信濃の人。名は惟常(これつね)。幕府の奥医師、維新後は東宮侍医。せき止めの浅田飴(あさだあめ)の創始者。
あさだ‐てつや【阿佐田哲也】
⇒色川武大(いろかわたけひろ)
アサニャ【Manuel Azaña y Díaz】
[1880〜1940]スペインの政治家・文学者。1931年、共和党左派の指導者として共和制樹立に参加、首相として諸改革を行った。1936年の人民戦線の勝利により再び首相、次いで大統領となったが、...
あさぬま‐いねじろう【浅沼稲次郎】
[1898〜1960]社会運動家・政治家。東京三宅島の生まれ。労農運動に活躍し、昭和35年(1960)日本社会党委員長に就任。同年10月、日比谷公会堂で立会演説中に右翼少年に刺殺された。著「わが...
あさの‐そういちろう【浅野総一郎】
[1848〜1930]実業家。富山の生まれ。渋沢栄一の助力を得て官営深川セメント工場の払い下げを受け、浅野セメントを設立。海運・炭鉱・造船など事業を多角化し、浅野財閥を築いた。
あさの‐ながこと【浅野長勲】
[1842〜1937]幕末・維新期の安芸広島藩主。薩長両藩と討幕挙兵の盟約を結び、大政奉還運動にも参加。維新後、議定・参与を経て元老院議官・イタリア公使などを歴任。
あさの‐ながのり【浅野長矩】
[1667〜1701]江戸中期の播磨(はりま)国赤穂(あこう)藩主。内匠頭(たくみのかみ)。元禄14年(1701)3月14日、勅使接待役となったが、吉良義央(きらよしなか)を江戸城中で傷つけたた...
あさの‐ながまさ【浅野長政】
[1547〜1611]安土桃山時代の武将。はじめ織田信長に仕え、のち豊臣秀吉に重用されて甲斐(かい)22万石を領し、五奉行の一人となる。関ヶ原の戦いには徳川方に属した。