ぼくとつ‐ぜんう【冒頓単于】
[?〜前174]中国、前漢のころの匈奴(きょうど)王。在位、前209〜前174。父を殺して単于(君主)となり、東胡・月氏を破ってモンゴル高原を統一。漢の高祖を包囲して講和を約束させるなど、遊牧国...
ボタロー【Leonardo Botallo】
[1530?〜1587?]イタリア生まれの医師。パリに移り住み、シャルル9世とアンリ3世の侍医を務めた。
ボッカチオ【Giovanni Boccaccio】
[1313〜1375]イタリアの作家・人文学者。ルネサンス期の代表的作家の一人で、短編小説集「デカメロン」は近代散文小説の先駆とされる。ほかに、小説「フィローコロ」など。ボッカッチョ。
ボッケリーニ【Luigi Boccherini】
[1743〜1805]イタリアの作曲家。古典派室内楽曲の様式を確立した。作品に「チェロ協奏曲」など。
ボッシュ【Hieronymus Bosch】
[1450ころ〜1516]オランダ、フランドル派の画家。奇怪な空想と鋭い写実とが結びついた特異な画風で知られる。ボス。
ボッチョーニ【Umberto Boccioni】
[1882〜1916]イタリアの彫刻家・画家。1912年に「未来派彫刻の技術宣言」を発表、未来派の代表者の一人として活躍した。作「空間の中の連続するユニークな形態」など。
ボッティチェリ【Sandro Botticelli】
[1444ころ〜1510]イタリアの画家。フィレンツェ派。流麗な描線を特色とする。作「春」「ビーナスの誕生」など。ボッティチェルリ。
ボナベントゥラ【Bonaventura】
[1221〜1274]中世イタリアの神学者・スコラ哲学者。フランチェスコ修道会総長。アウグスティヌス主義の伝統を継承した神秘主義者。著「魂の神への道程」など。
ボニファチウス【Bonifatius】
(8世)[1235ころ〜1303]ローマ教皇。在位1294〜1303。イタリア人。教皇権の絶対的優位を主張した最後の教皇。フランス王フィリップ4世と争ったが、1303年にアナーニで捕囚の身となり...
ボネガット【Kurt Vonnegut】
[1922〜2007]米国の小説家。SF的手法を用いて現代社会を諷刺する作品を多く残した。作「タイタンの妖女」「猫のゆりかご」「スローターハウス5」など。