こだい‐の‐きみ【小大君】
平安中期の女流歌人。三十六歌仙の一人。三条院女蔵人(にょくろうど)左近の別称がある。生没年未詳。家集「小大君集」。こおおぎみ。
こだいら‐くにひこ【小平邦彦】
[1915〜1997]数学者。東京の生まれ。米国に留学滞在し、調和積分論の研究などで有名。文化勲章受章。
こだま‐かがい【児玉花外】
[1874〜1943]詩人。京都の生まれ。本名、伝八。明治36年(1903)「社会主義詩集」を発表したが、発売禁止となった。社会主義的新体詩の先駆者。他に詩集「ゆく雲」「花外詩集」など。
こだま‐げんたろう【児玉源太郎】
[1852〜1906]軍人。陸軍大将。徳山藩出身。陸軍大学校校長として、ドイツの軍制・戦術の移植に努め、台湾総督・陸相・内相などを歴任、日露戦争時は満州軍総参謀長、のち参謀総長。
コダーイ【Kodály Zoltán】
[1882〜1967]ハンガリーの作曲家・民族音楽学者・教育家。バルトークとともに、マジャール(ハンガリー)民謡の収集と研究に尽力。作品に「ハーリ=ヤーノシュ」など。
コッククロフト【John Douglas Cockcroft】
[1897〜1967]英国の物理学者。直流高電圧を発生する装置を作り、リチウムを用いて原子核の人工的変換に初めて成功。1951年、E=T=S=ウォルトンとともにノーベル物理学賞受賞。
コックス【Richard Cocks】
[?〜1624]英国の在日商館長。1613年東インド会社の商船で来日。平戸に商館を創立し、対日貿易拡大に努力したが、オランダ商館との競争に敗れて離日。帰国途中に死亡した。その日記は当時を知る貴重...
コッセル【Albrecht Kossel】
[1853〜1927]ドイツの生物学者。初め医学を学び、のちに細胞核の生化学的研究の先駆者となった。核酸の化学的組成、たんぱく質の構成などの研究で有名。1910年、ノーベル生理学医学賞受賞。
コッハー【Emil Theodor Kocher】
[1841〜1917]スイスの外科医。新しい外科手術法・手術器具を多数考案し、特に甲状腺手術に大きな貢献をした。1909年、ノーベル生理学医学賞受賞。コッヘル。
コッホ【Robert Koch】
[1843〜1910]ドイツの細菌学者。細菌の固形培養法・純粋培養法を完成し、結核菌・コレラ菌などを発見、ツベルクリンを創製するなど細菌学・伝染病・免疫学の研究に貢献。1905年、ノーベル生理学...