アナン【Kofi Atta Annan】
[1938〜2018]ガーナの外交官、政治家。1962年国連事務局に入る。WHO(世界保健機関)やUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)などの業務を経て、1997年には第7代国連事務総長に就任。...
こばやし‐まさき【小林正樹】
[1916〜1996]映画監督。北海道の生まれ。木下恵介に師事。「息子の青春」で監督デビュー。力強いタッチの社会派作品で知られる。代表作は、全6部の大作「人間の条件」、記録映画「東京裁判」のほか...
こひつ‐りょうさ【古筆了佐】
[1572〜1662]桃山時代から江戸前期の古筆鑑定家。古筆家の祖。近江(おうみ)の人。本名、平沢弥四郎。出家して了佐。近衛前久(このえさきひさ)・烏丸光広(からすまるみつひろ)に古筆鑑定を学ぶ...
こふう【胡風】
[1904〜1985]中国の文芸評論家。湖北省の人。本名は張光人。日本へ留学後帰国し、左翼文学運動で活躍。中華人民共和国成立後、批判されて投獄されたが、1980年名誉を回復。フー=フォン。
コブデン【Richard Cobden】
[1804〜1865]英国の政治家。自由放任主義者で自由貿易を主張し、J=ブライトとともに穀物法反対運動を成功させた。
コペルニクス【(ラテン)Nicolaus Copernicus】
[1473〜1543]ポーランドの天文学者・聖職者。プロシアの生まれ。神学・医学・数学・天文学を学んだ。天体観測を続け、ギリシャ思想をうけて地動説を主張。近代天文学の出発点を確立。ポーランド名、...
コペー【François Coppée】
[1842〜1908]フランスの詩人・劇作家。パリの裏町の庶民の生活を叙情的に描いた。詩集「貧しい人たち」、戯曲「行人」など。
こぼり‐あんぬ【小堀杏奴】
[1909〜1998]随筆家・小説家。東京の生まれ。森鴎外の次女、茉莉の妹。画家小堀四郎の妻。著作に、父鴎外の思い出を描いた「晩年の父」のほか、小説「春のかぎり」など。
こぼり‐えんしゅう【小堀遠州】
[1579〜1647]江戸初期の茶人・造園家。遠州流茶道の祖。近江(おうみ)の人。名は政一。号、宗甫・孤篷(こほう)庵。遠江守(とおとうみのかみ)。豊臣秀吉、徳川家康・秀忠らに仕え、作事奉行を務...
こぼり‐ともと【小堀鞆音】
[1864〜1931]日本画家。栃木の生まれ。旧姓、須藤。本名、桂三郎。日本美術院創立に参加。大和絵の伝統を守り、歴史画・人物画をよくした。