コルトー【Alfred Cortot】
[1877〜1962]フランスのピアノ奏者。ロマン派以降の作品について造詣が深く、特にショパンの演奏で独特の境地を示した。
コルネイチュク【Aleksandr Evdokimovich Korneychuk】
[1905〜1972]ソ連の劇作家。ウクライナの生まれで、民族色の豊かな作品が有名。作「プラトン‐クレチェット」「ボグダン‐フメリニツキー」「戦線」など。
コルネイユ【Pierre Corneille】
[1606〜1684]フランスの劇作家。ラシーヌと並ぶフランス古典劇の確立者。情念と義務の葛藤(かっとう)を意志で克服する英雄的人間像を描く悲劇を創出。悲劇「ル‐シッド」「オラース」「シンナ」「...
コルビエール【Tristan Corbière】
[1845〜1875]フランスの詩人。自費出版の詩集「黄色い恋」を残して無名のまま夭折(ようせつ)。死後、ベルレーヌが「呪われた詩人」の一人として紹介したことから、象徴派詩人として認められた。
コルビュジェ【Corbusier】
⇒ル=コルビュジェ
コルベ【Maksymilian Kolbe】
[1894〜1941]ポーランドのフランシスコ修道会士。1930年(昭和5)来日し、長崎に養護施設「聖母の騎士園」を設立。帰国後、アウシュビッツ収容所で、処刑者の身代わりとなり餓死刑を受けて死亡...
コルベール【Jean-Baptiste Colbert】
[1619〜1683]フランスの政治家・財政家。ルイ14世に仕え、財政改革を行い、国内商工業の育成、植民地獲得、海軍増強などの重商主義政策を推進。この政策によりフランスは、イギリス・オランダと対...
コルモゴロフ【Andrey Nikolaevich Kolmogorov】
[1903〜1987]ソ連の数学者。モスクワ大教授。確率論の基礎の確立に大きく貢献したほか、位相数学・制御理論・数理統計などにも業績を残した。著「確率論の基礎概念」など。
これえだ‐ひろかず【是枝裕和】
[1962〜 ]映画監督。東京の生まれ。テレビで多くのドキュメンタリー番組を手がけたのち、宮本輝原作の「幻の光」で監督デビューし、国内外で注目される。監督作品「歩いても 歩いても」がマルデルプラ...
これたか‐しんのう【惟喬親王】
[844〜897]文徳天皇の第1皇子。母は紀静子。父帝に愛されたが、母が藤原氏でないために皇嗣になれず、大宰帥(だざいのそち)・弾正尹(だんじょうのかみ)・上野大守などを歴任。のち、比叡山のふも...