ブラウン【Samuel Robbins Brown】
[1810〜1880]米国の改革派教会の宣教師。1859年(安政6)来日、横浜でブラウン塾を開き、教育・伝道に努め、植村正久ら多数のキリスト教指導者を育成。また、新約聖書の翻訳に尽くした。187...
ブラキストン【Thomas Wright Blakiston】
[1832〜1891]英国の軍人・動物学者。1861年(文久元)来日。貿易従事のかたわら鳥類採集などを行い、津軽海峡に動物分布上の一境界線(ブラキストン線)があると発表。著「東北日本の旅」など。...
ブラスコ‐イバニェス【Vicente Blasco Ibáñez】
[1867〜1928]スペインの小説家。社会批判的な作品、第一次大戦を題材とした作品を著した。作「血と砂」「黙示録の四騎士」など。
ブラック【Georges Braque】
[1882〜1963]フランスの画家。フォービスムを経て、ピカソとともにキュビスムを創始。のち、具象性を帯びた独自の画風を確立した。作「ギターを持つ女」など。
ブラック【John Reddie Black】
[1827〜1880]英国のジャーナリスト。1861年(文久元)来日し、英字週刊紙「ジャパンヘラルド」、邦字新聞「日新真事誌」などを創刊、日本の非近代性を論評。著「ヤングジャパン」など。
ブラック【Joseph Black】
[1728〜1799]英国の化学者。フランスの生まれ。普通の空気と異なる気体として二酸化炭素を初めて区別し、化学反応を定量的に明らかにした。また熱現象を研究し、潜熱・比熱を発見。
ブラッグ【Bragg】
(William Henry 〜)[1862〜1942]英国の物理学者。放射線を研究し、α(アルファ)粒子の飛程を示した。息子のとともに、X線による結晶構造解析法を確立し、結晶にX線を当てた...
ブラッドベリ【Ray Bradbury】
[1920〜2012]米国のSF作家。小説「火星年代記」で地位を確立。叙情的、幻想的な作風で多くの作品を残した。作「華氏四五一度」「たんぽぽのお酒」など。
ブラッドリー【Francis Herbert Bradley】
[1846〜1924]英国の哲学者。新ヘーゲル主義の立場に立ち、経験論を批判して、純粋直感による絶対者の把握を説いた。著「現象と実在」。
ブラウン【Robert Brown】
[1773〜1858]英国の植物学者。オーストラリアおよびタスマニア島で多くの動植物を採取し、分類学者として活躍。ブラウン運動や細胞核の発見、被子植物と裸子植物とを分けるなど多くの業績がある。