エリツィン【Boris Nikolaevich El'tsin】
[1931〜2007]ロシア連邦の政治家。モスクワ市共産党第一書記、ロシア共和国最高会議議長などを歴任。1991年、国民投票によりロシア連邦初代大統領に就任。→プーチン
ゴルバートフ【Boris Leont'evich Gorbatov】
[1908〜1954]ソ連の小説家。第二次大戦下、ソ連民衆の対独抵抗運動を描いた「不屈の人々」が代表作。
サビンコフ【Boris Viktorovich Savinkov】
[1879〜1925]ロシアの革命家・小説家。筆名ロープシン。テロリスト団体を指揮。ケレンスキー内閣に参加し、十月革命後、反ボリシェビキ活動で逮捕されて自殺。作「蒼ざめた馬」など。
パステルナーク【Boris Leonidovich Pasternak】
[1890〜1960]ソ連の詩人・小説家。象徴主義的な詩集「雲の中の双生児」で文名を確立。唯一の長編小説「ドクトルジバゴ」により、1958年ノーベル文学賞の授与が決定されたが、政治的圧力によって辞退。
ボリーバル【Simón Bolívar】
[1783〜1830]南アメリカ独立運動の指導者。カラカスの生まれ。スペイン軍と戦い、ベネズエラ・コロンビア・エクアドルを解放し、大コロンビア共和国を樹立。さらにペルー・ボリビアの解放に成功。1...
ボルケナウ【Franz Borkenau】
[1900〜1957]ドイツの社会思想史学者・政治学者。ドイツ共産党やコミンテルンなどで活動し、ナチス政権成立後は英国に亡命した。著「封建的世界像から市民的世界像へ」「スペインの戦場」など。
ボルジア【Cesare Borgia】
[1475〜1507]イタリア‐ルネサンス時代の専制君主。枢機卿からロマーニャ公となり、権謀術数をもって支配領域を拡大したが、父教皇の死とともに失脚。マキャベリの「君主論」に叙述される。
ボルタ【Alessandro Volta】
[1745〜1827]イタリアの物理学者。静電気を研究し、電気盆・蓄電器・検電器などを考案。ガルバーニ電気を検討し、接触電位差によることを発見。定常電流を得るボルタ電池を発明した。
ボルツァーノ【Bernhard Bolzano】
[1781〜1848]オーストリアの哲学者・数学者。ドイツ観念論に反対し、客観主義的論理学を樹立。フッサールなどに影響を与えた。著「知識学」「無限の逆説」など。
ポレボイ【Boris Nikolaevich Polevoy】
[1908〜1981]ソ連の小説家・ジャーナリスト。作「真実の人間の物語」「荒れた岸辺にて」など。